宮古島の観光スポットといえば、まず思い浮かべるのが透明度が高くて宮古ブルーが際立つビーチが上げられます。
そして、宮古島のビーチは海の美しさだけじゃなく、砂浜も世界的にも屈指といわれるビーチがいくつか存在します。
それから、あまり知られてなかったりしますが、宮古島にはビーチ以外にもいくつかのおすすめスポットもありますよ。
そんな宮古島に来たら絶対に行ってほしいおすすめ観光スポットをいくつか紹介していきます♪
宮古島の海といえば絶対に外せない東洋一の砂浜【与那覇前浜ビーチ】
宮古島のビーチは大きく「砂浜がキレイで景観を楽しんだり、のんびり寝っ転がったりするのに適したビーチ」と「珊瑚が豊富で熱帯魚がたくさんいてシュノーケリング等を楽しむビーチ」の2つに分かれます。
その「砂浜がキレイ」なビーチの代表格が与那覇前浜(よなはまえばま)ビーチです。(地元ではマイパマとか呼ばれています)
全長約7キロ続く与那覇前浜ビーチは、かねてから「東洋一美しい砂浜」とも言われており、その砂のきめ細かさは「東洋一」の名にまったく恥じないものです。遠浅であまり大きな波もこないので小さなお子さんのビーチデビューにもおすすめです。
また、レンタルショップ等も充実しているのでいろんなアクティビティも楽しめます。
与那覇前浜ビーチの対岸には来間島が見え、さらに南側には宮古島から伸びる来間大橋もあり、景観的にもサイコーに美しいビーチです。
与那覇前浜の場所
〒906-0305 沖縄県宮古島市下地字与那覇1199
宮古島の砂丘の先に突如現れる絵画のような絶景ビーチ【砂山ビーチ】
宮古島の中で与那覇前浜と並んで「砂浜がキレイ」なビーチが砂山ビーチです。
砂丘というとちょっと大げさですが、駐車場からのびる道を進むと小高い砂の丘に行きつきますが、その砂丘らしきものを越えたところに目に飛び込んでくるのがまるで絵画のような砂山ビーチです。
砂山ビーチは砂浜自体もすごくキレイですが、海に向かって左側に隆起サンゴ礁のアーチ(洞門)があり、景観的にまさにどこか海外に来た雰囲気の絶景ビーチです。
わりとこじんまりとしたビーチですが、砂山ビーチといえばアーチから見える夕日がとてもキレイで、絶好の夕景ポイントとしても知られています。
夏の暑い季節には、その砂の丘を越える(特に帰り)のが結構きついので、水分補給や服装等には十分気をつけて行かれることをおすすめします。
砂山ビーチの場所
〒906-0000 沖縄県宮古島市平良荷川取 砂山ビーチ
伊良部島にある弓なりの絶景砂浜が広がるビーチ【渡口の浜】
宮古島から伊良部大橋を渡って西側に5kmほど行ったところにあるのが伊良部島を代表するビーチ・渡口の浜です。
東西に800mほど弓なりに続く白くきめ細かな砂浜と透明度が高く色鮮やかなエメラルドグリーンから深い青へと変化する海のグラデーションの美しさが特徴のビーチです。
下地島との境目に位置していて、ビーチの両サイドには食堂、駐車場、シャワー、トイレ等も完備しています。
また、ビーチの東側にあるカフェ「Blue Turtle(ブルータートル)」は、アニメ「リコリス・リコイル」最終回にも登場したことで話題になっていて一部のマニアの間では聖地にもなっているようです。
(このカフェができる前は「渡口の浜食堂」というのがあって、管理人はそこで食べる魚の天ぷらをこよなく愛していました♪)
渡口の浜の場所
沖縄県宮古島市伊良部伊良部1352-16
伊良部島にある日本渚100選にも選ばれた別惑星風の【佐和田の浜】
伊良部島の中の「渡口の浜」のちょうど反対側・北西部に位置するのが、まるで別惑星にでも来たかのような錯覚におちいる「佐和田の浜」です。
佐和田の浜は、環境省が主催する「日本の渚100選」で1996年に選出されている絶景ビーチですが、特に夕景がキレイと評判です。
他のビーチとは違って、数多くの巨岩が沖合に転がっているちょっと変わった風景の海岸ですが、その岩たちは1771年に石垣島近海で発生した大地震によって海底から打ち上げられたものだそうです。
遠浅の海で比較的穏やかですが、サンゴ礁が少なくて魚もあまりいないのでお魚目的のシュノーケリングなどには適していません。
どちらかというと、沖縄県内でもあまり見られない自然の驚異が生み出した風景を堪能する目的で訪れる方が多いようですね。
佐和田の浜の場所
沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1725
下地島にある神秘的な青が広がるパワースポット【通り池】
伊良部島から陸路で下地島に渡り、下地島空港の西側の道路を進んだ海側にあるのが「通り池」です。
通り池は、海岸近くに2つに並んだ深い青色の円形の池で、海側にある池が直径75m、水深45m、陸側にある池が直径55m、水深25mになります。
地上からみると2つの池が並んでいるように見えますが、実は2つは地下でつながっていて、さらに海側の池は外海とも通じています。
通り池という名前自体はここからきているんですね。
また、この通り池は海とつながっているために、潮の干満によってできるサーモクラインによる神秘的な景観が人気で、ケーブダイバー憧れのダイビングスポットにもなっています。
(ただし、外海からのエントリーで、海底の深い洞窟を潜り抜けて通り池に到達するので、かなり上級スキルを持ったダイバー向けになります)
また、通り池の周りは遊歩道も完備されていて、琉球石灰岩の岩盤がそのまま広がっている雄大な景色も楽しむことができます。
こういった通り池の地形は希少で、周囲にも学術上貴重な植物が分布していることから2006年(平成18年)、国の名勝および天然記念物にも指定されています。
通り池の場所
沖縄県宮古島市伊良部佐和田
下地島空港の北側に広がる幻の絶景ビーチ【17END(ワンセブンエンド)】
下地島の最北端で、下地島空港の北側先端部分に広がる幻の絶景ビーチが「17END(ワンセブンエンド もしくは ジュウナナエンド)」です。
名前の由来は、下地島空港の北を0として方位が時計回りに36等分されていて、北から170度の角度がついたその先端(END)にこの海岸が位置することから17ENDという名称で呼ばれているそうです。
同じように、反対側の南端は350度の角度で着陸するので35ENDと呼ばれています。
元々は普通の海岸だったようですが、下地島空港の建設に伴う埋め立てによって潮の流れがせき止められて海底に砂がたまるようになって、今のようなキレイな砂浜の海岸になったようです。
こんな絶景ビーチが天然のビーチじゃないなんてちょっと驚きですが、砂浜が遠くまで広がることによって映し出されるエメラルドグリーンが本当に美しいです。
ただし、透明度抜群ながらも遠浅の砂浜なのでサンゴ礁はほとんど生息していないことからお魚を見ることは期待できませんし、マリンスポーツも楽しめないので、どちらかというと見て楽しむビーチといった感じです。(最近はインスタ映えポイントとしても有名らしいです)
また、干潮時間帯じゃないとビーチに降り立つことはできないため、潮位表 平良で事前に調べてから行かれることをおすすめします。
17ENDの場所
沖縄県宮古島市伊良部佐和田 17END
来間島からの与那覇前浜が一望できる絶景スポット【竜宮城展望台】
宮古島の与那覇前浜の南側にある全長1,690mの来間大橋を渡ったところにあるのが来間島(くりまじま)です。
その来間島に入って右側(北西方向)に数分行ったところにあるのが「竜宮城展望台」です。
竜宮城といいつつ海中にあるわけではなく、わりと高台にある3階建ての展望台なので、そこからの眺望はかなーりの絶景です。
渡ってきた来間大橋を右手に、東洋一の砂浜が広がる与那覇前浜を正面にすえて、眼下にはエメラルドグリーンのグラデーションが際立つ絶景の海が広がります。
まさに絵に書いたような風景とはこのことで、言葉でお伝えするのはかなり難しく、実際に案内した何人かの方は宮古島で間違いなくNO.1の風景だとおっしゃっていました。
与那覇前浜までいらっしゃった際は、ぜひこちらへも足をのばしていただきたい場所です。
竜宮展望台近辺は道幅が結構狭く、展望台前の駐車場も台数が限られているので、混雑時はご注意を!
竜宮城展望台の場所
〒906-0000 沖縄県宮古島市下地来間