宮古島の気候は、南の島らしく1年を通してわりと暖かく、寒さが苦手な方にはとても適した気候です。
そんな気候のせいか、昔から島民の間で流れる時間は驚くほどゆったりとしていて、のんびりした雰囲気が漂っています。
ただし、台風がよく通過する島としても知られており、湿気が多く降雨量多めなのが特徴です。
そんな宮古島の気候について分かりやすく説明します♪
宮古島の気候の特徴
宮古島は、高温多湿な亜熱帯海洋性気候に属し、管理人の感覚ではミクロネシアのパラオやグァム、サイパンといった島々の気候に似た感じがします。
同じ南の島でもわりとカラットした気候のハワイとはちょっと違う気候ですね。
そして宮古島といえば昔から台風銀座といわれるほど台風がよく通過する島としても有名で、瞬間最大風速の記録もいくつか持っています。
梅雨は5月上旬頃から6月下旬までで、その梅雨が明けると本格的な夏になり、9月頃までは真夏日と熱帯夜が連日続きます。
宮古島の平均気温、平均降雨量
宮古島の年平均湿度の平年値は79%もあり、ちょっと高めです。それでも南の島らしく1年を通して暖かく、年平均気温の平年値は23.3℃もあります。
日本本土と同じく1～2月がもっとも寒いですが、それでも同月の最低気温の平年値は15～16℃なのでかなり暖かめの冬ですね。
録に残っている宮古島の最低気温は、1967年に観測された6.9℃ですので、当然ながら雪が降ることはまずありません。
逆に最高気温は、最近、熱波列島と化している日本列島各地の最高気温と比べるとそれほど高くなく、35℃を超えることはまずありません。
また、亜熱帯気候のため年間の降水量も日本本土に比べて多めですが、しとしと長雨というよりは南国らしいスコールのようなざぁ～とした雨が多いです。
台風銀座・宮古島の台風が多い季節は？
宮古島では、だいたい梅雨明けする6月末あたりから台風シーズンに突入し、多い年では毎週のように台風にみまわれることがあります。
大き目の台風は秋口に多いですが、それでも7月～8月の夏休みシーズンあたりによく来襲し、多くの観光客の方がホテルに缶詰になるケースも目にします。
最近の天候不順から台風予測もなかなか難しくなっていますが、過去のデータからすると6月下旬〜10月頭が主な台風シーズンと覚えておけば良いでしょう。
宮古島のおすすめベストシーズンは？
宮古島のベストシーズンは、春先の4月～梅雨入りするゴールデンウィークあたり迄と、梅雨明けする6月後半あたりといわれていました。
しかし、管理人の目からすると最近秋口の台風も少なくなっている10月ごろがベストかなと思っています。
海水温は、気温より遅れてきますので、夏場の太陽で温められた海の水は10月ころにも十分暖っかめで夏の海と変わらない状態になります。
そして雨の日も若干少なくなってきて、海の透明度も増してくるので10月がベストシーズンとしておすすめしています。
でも、せっかくの宮古島を満喫するのであれば、うまく台風を避けることができば7月、8月の夏真っ盛りの宮古島もおすすめですよ！
